ビーコントレーニング・新潟山岳会50周年記念式典・蔵王連峰仙人沢アイスクライミング



ビーコン勉強会

 2月8日 二王子岳 一王子避難小屋(3合目)  クロス法を丸さんから聞く秋ちゃん
   



2014年2月8日(土)
二王子岳 一王子避難小屋周辺
参加者 Satomi(KAC)秋ちゃん(NAC)丸さん(NCC)、LTQ(KAC)
言い出しっぺ・・・・Satomi

概要
土曜日は仕事の打ち合わせが入るかもしれないので、秋ちゃんと近場の山でサクッと体力トレーニングかな?と思っていたら、金曜日、所属会の後輩のSatomiからメールでビーコンの練習をしたい。とのこと。仕事の打ち合わせを前倒し、丸さんの都合をお願いして調整した。
丸さん、BC志向でよく勉強している。
現地集合の予定で出発するが、南俣集落で丁度、全員揃う。ノンビリと登るが雪が少ない。
動物の足跡も少ない。先行者1名。根性でつぼ足で歩き続けている。

神社で一休みしてから杉林を越えて登る。2合目下の一本杉で休憩。ここから概ね30分位か・・・
今まで冬尾根は夏道の南側の尾根を登るが、トレースは夏道の北側の尾根を登っている。このトレースの尾根はボクも初めてかな・・・・
従来の南側の尾根より歩きやすいかもしれない。

一王子避難小屋前で荷物を降ろし、早速、ビーコントレーニングを丸さんを講師として行う。
ビーコンに従い、磁力線沿いに進んで磁力線を確認したかったのだが、思う通りの曲線を描かなかったが、まぁビーコンが一直線に結ぶことが
ないことが判ってもらえれば可。

次に宝探しをしたけれど、会から借用した、ビーコンがやはり不調。持ち帰り再度原因調査の必要あり。ボクの私物ビーコンが修理から
戻ってきたら再度、追試して会のビーコンの機能調査し会に報告することとした。
丸さんからビーコン探査のファイナルであるピンポイント探査でのクロス法について、細かく具体的な指示がある。
プローブで確認して掘り出した。

次に、埋没体験
ボクも、秋ちゃんも経験しているので、Satomiが埋まる。
僅か40cm位だろうか?暗くて音が聞こえず怖かっただろう。身体も動かないので現実の雪崩は恐ろしいだろうと、想像するには十分な体験である。
掘り出しについても、V字コンベアーについて説明頂いた。

その後、避難小屋に入り昼食を食べながら四方山話に花を咲かせて、下山し所属会に下山連絡して帰途についた。
講師役を務めて頂いた丸さんありがとうございました。

※ このような、講習、勉強会の類は、開催時点で最も、勉強をしている人が講師役を努めるべきである。用具の進歩が技術を変えていくし、新しい
  知識も導入されていく。これらは、最新の講習会を受講している人が講師として伝えて欲しい。と考えている。山歴、キャリアではなく、技術の更新
  をしているかどうかが、重要である。このような意味では丸さんの講師は的確な説明を頂き有難かった。
※ 今回は基礎中の基礎なのでもう、1回か2回は行いたい。そのうえで、山でのトレーニングをシーズン中に1回か2回行うことを恒例としていきたいも
 
  のだ。これだけを単純におこなうのも、もったいないので、積雪期の宴会山行の際併せて行うことがよいだろう。




新潟山岳会創立50周年記念式典

写真はカメラを忘れてスマホで撮ったけれど、暗くて写りが悪かった・・・・スミマセン

 記念講演 小野健氏  祝賀会 新潟山岳会 会長 阿部信一氏・・・ピンボケでスマソ
   
 来賓祝辞  関川村山の会 会長 平田大六氏  アトラクション 披露 酒を飲むとピントも合う??
   
集合記念写真 
 


2014年2月9日(日)
ホテルオークラ新潟
記念講演会
会長挨拶 会長 阿部信一氏
記念講演 さわがに山岳会 小野健氏「栂海新道を拓くU」

記念撮影

祝賀会
祝賀会開式 会長 阿部信一氏
来賓祝辞 日本山岳会 越後支部 支部長 橋本正巳氏
  同    関川村山の会 会長 平田大六氏(関川村 村長)
祝電披露 
乾杯    越稜山岳会 会長 山田智子氏
閉会    万歳三唱 新潟山岳会理事 鈴木勝利氏

余興    新潟山岳会 増田 恒洋氏他 ロス・コバリアーノス

2次会   新潟駅前の「山小屋」

何かとお世話になっている、新潟山岳会の方々。
50周年記念式典が開催されるとのことで、おじゃましてきました。
式典の記念講演は、栂海新道を開伐、標高0mの日本海から3,000mの峰が続く北アルプスに至る長大な登山道を切り開いて、その維持管理に心血を注いで来られた、さわがに山岳会の小野健氏が病の身体をおして、講演頂いた。
長大な登山道の開伐にあたり人心を集める苦労、コツ等時折笑いを含めた楽しくも、深い思いを感じさせる講演会でした。

祝賀会では、楽しく歓談させていただき、アトラクションでは新潟山岳会々員が所属する管楽器、打楽器、弦楽器で奏でる南米の音楽をお聞きして、なかなか多趣味なものだと感心した。
楽しく歓談後、2次会は新潟駅前の『山小屋』
大変な盛況で驚いた・・・・酒が進み酔いが廻る。新潟山岳会のN氏が誰かにコップの水を掛けて
放水作業をしていた様な・・・何で水掛けていたんだろう????


まぁ、どうでもいいか・・・ウイっく
あとは・・・野となれ、ヤマとなれ・・・・・

50周年おめでとうございました。




蔵王連峰 仙人沢アイスガーデン

 仙人沢への下降ポイントから中丸山  下降ポイントを振り返る
   
 沢床に近付いて上流方向を観ると大氷柱(25m+Y)が望める  糸滝(25m+V〜W)をリード中のhodakaさん
   
 大氷柱の裏面に廻るとブルーの世界  ミニ氷柱(25m− X−)にTPを掛けた
   
 ミニ氷柱を登るhodakaさん  ミニ氷柱にチャレンジするaneちゃん
   

2月11日(火・祝)
蔵王連峰 仙人沢アイスガーデン
参加者   政信くん、シミケンさん(小国山岳会)
       hodakaさん、aneちゃん、秋ちゃん(新潟山岳会)
       丸さん(NCC)
       LTQ(下越山岳会)

概要
2月6日夜、政信くんから、連絡があり、11日仙人沢に行かないか?とのこと。行きます。と返事をして、丸さんにも声をかける。行けたら行く
との回答。2月9日、新潟山岳会の50周年記念式典後の2次会でhodakaさんが、11日、仙人沢アイスに行かないか?とのこと。
丁度、小国の政信くん達と行くよ!。で行くべ、行くべ。でメンツ決まり。

6時に新発田で集まり、ライザ目指して出発。
9時少し前にライザP着。10分位前に到着していた政信くん、シミケンさんと間もなく合流して準備してリフト2本乗り継いで、ライザのリフトトップで
ワカンを付けて歩きだす。2月2日に来た時は、丸々と太っていたモンスター(樹氷)もゲッソリやせ細っていた。なんでも、高温と降雨で落ちたらしい。
小国山岳会の2名はスキーで下降地点まで向かい、スキーをデポ。ワカンに履き替える。
10時10分頃から急な斜面を降る。雪の表面はここ数日の風雪でウインドクラスト気味で中は柔らかい。
表面が若干スラブっぽい。スラブの上に新雪が溜まっていたら、かなりこの傾斜は気持ち悪い。層が逆なのでまぁ、降れるものの
小沢をトラバースする場所では、上部を警戒しつつ、一人づつ通過するなど一応用心しながら通過してデポ地から10分位で沢床に降りる。
上流側を観ると、大氷柱が見えるが、破断している様だ。先行者が一人準備をしている様だ。

ザッと眺めると氷の発達はイマイチ
ボクの想像はこうだ。
今シーズンは、シーズン当初は寒気の影響で寒すぎて水量が少なく発達がイマイチの所に、先週の暖気&降雨で氷が緩んだ。その後今回の
寒気で表面が再び硬く氷結したのではないか?
準備をして、とりあえず、hodakaさんリードで糸滝を登りロープを掛ける。ここは50mロープだとホンの僅か足りない。60mロープなので1本で
丁度よい。準備をしていると丸さん到着。
アイスボルダーは下から観ると、上部の氷が薄そうでスクリューが効くか判らない。政信くん、シミケンさん2名で脇の凍った傾斜の
緩いルンゼから廻り込んでアイスボルダーに行く・・・と思ったら凍ったルンゼじゃなく水が流れている様だ・・・シミケンさん穴に嵌る。
この時期こんな事ないと思うのだが・・・先週の暖気と雨のせいだろうか?
hodakaさんとボクとでミニ氷柱にトップロープを掛けにいく。

政信くんとシミケンさん aneちゃんと秋ちゃん、hodakaさんと丸さんとボクで3グループで糸滝、アイスボルダー、ミニ氷柱を順繰りで登る。
ソロで大氷柱に取り付いていたクライマー氏もどうも、氷の状態が悪いのか大氷柱を諦め、下部の滝を観に行くと降りていった。

風もほとんどなく、大した雪も降らずに天気はまずまず。氷の表面が硬く脆いため割れやすく、アックスが決まり難い条件だったけれど
皆でお昼ご飯もソコソコに結構夢中に登った。気がつけばもう、15時。ロープ、設置支点の回収をして、15時30分過ぎに登り返し。
仙人沢のアイスは、この登り返しが辛いね(笑
さんざん遊んで、ガチャ、ロープを背負い登り返す。降りは十数分だが、登りは30分位だろうか・・・
政信くん、シミケンさんのスキーデポ地まで登り返しスキー組は足回りの変更。我々歩きはこのまま降るのでここで解散。
スキー組はあっという間に下山できる。ボク達はゲレンデをトボトボ歩く。
17時頃に駐車場に到着、所属会に下山連絡して帰途についた。

楽しかった。氷の状態がこれ以上悪くならないといいなぁ
また行きましょう。


以前の記録へ戻る

トップページへ戻る